ブログ

2024.05.08

女性ならではの悩み!?生涯で起こるお口の症状

 

こんにちは!

5月といえばゴールデンウィーク。
連休を使ってお出かけなどを
予定している方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

 

忙しい日々が続くと、
ホルモンバランスが乱れることがあるので、
時にはしっかりと休息をとりましょう。

 

さて、このホルモンバランスの変化
とりわけ女性において、
生涯を通して心身に
さまざまな影響を与えます。
そして、その影響は時に
お口にも及ぶことがあるのです。

 

今回は女性の生涯における
「女性ホルモンとお口の健康」について
ご紹介していきます。

 

 

思春期:女性ホルモンの影響は歯ぐきから

 

思春期は、
女性ホルモンの分泌が活発になり、
からだの成長が加速する時期です。

そして、この時期は、
歯肉炎の発症に
注意する必要があります。

 

 

歯周病の原因菌の中には、
女性ホルモンを栄養素として
好む菌が存在するため、
思春期に歯肉炎を
発症しやすくなってしまうのです。

 

この歯肉炎を放置すると、
やがて歯周病へと進行し、
最悪の場合は、歯が抜け落ちる
可能性もあります。

 

 

妊娠期:赤ちゃんのためにも気をつけたいこと 

妊娠期は出産に向けて
喜びを感じる一方で、
女性ホルモンの変化も
大きくなることで
さまざまな身体的症状に
悩まされることがあります。

 

この時期は女性ホルモンの
分泌が増えるため、
先の思春期同様に、
歯肉炎の発症に注意が必要となります。

 

そして、妊娠期に歯肉炎が進行して
歯周病になると、
早産や低体重児のリスクが高まることも
明らかになっています。

 

この歯周病による
早産や低体重児出産のリスクは、
喫煙やアルコールを
はるかに上回る高さ
であることが
明らかになっています。


そのため、妊娠期は
お口のケアに細心の注意が
必要と言っても過言ではありません。

 

 

更年期:「お口の渇き」と「骨の衰え」に要注意

 

更年期は女性ホルモンが減少することで、
お口の健康に影響を及ぼします。

 

その中でも代表的な症状のひとつが、
「ドライマウス」です。

 

ドライマウスとは、
だ液の分泌が少なくなり、
お口の中が乾燥する状態です。

 

これにより、口臭や味覚障害、
食べものが飲み込みにくくなるなどの
不快な症状を引き起こされます。

 

さらに、ドライマウスによる
乾燥状態が続くと、
口腔内の細菌が増えやすくなり、
むし歯や歯周病のリスクも
高まってしまいます。

 

そして、更年期に注意したい
もうひとつの症状が
「骨粗しょう症」です。

 

骨粗しょう症は、
全身の骨が弱くなり、
やがて骨折しやすくなる病気で、
50
歳以上の女性においては
3
人に1人が発症するとも
言われています。

 

発症すると
歯を支える歯槽骨も弱くなり、
歯周病も進行しやすくなってしまいます。

 

 

お口は「全身の健康の入り口」

 

女性の生涯において、
お口の健康維持は
切っても切れない関係
にあります。

 

そのため、日ごろから
自分のからだの変化に目を向けて、
日々の丁寧なセルフケアと、
歯科での専門的なチェックを
欠かさないことが大切です。

 

 

徹底したお口のケアを通じて、
生涯を元気に過ごすための
第一歩を踏み出しましょう!

一番上に戻る
TEL:0120-167-311 24時間受付中ネット予約はこちら 11:00-14:00/15:00-19:00 月・木・第一火曜・祝 休診
当院のインスタグラムはこちら当院のインスタグラムはこちら
  • マウスピース型の矯正治療
  • ゆうなデンタルクリニックブログ
  • ネット予約はこちら
  • ホワイトエッセンス加盟院です